「数学」は「数楽」に

ジュンク堂書店　池袋本店の児童書売場で

安野光雅さんの絵本のフェアが15日より始まりました。


童話屋から刊行している「美しい数学」シリーズや

福音館書店さんの「はじめてであうすうがくの絵本」シリーズなど

「数学」の絵本をメインにしたものです。

あまりご存知の方がいらっしゃらないようですが、

安野さんは小学校の教員を長くしてらっしゃいまして、筑摩書房の松田哲夫さんや、

「国家の品格」でも有名な数学者の藤原正彦さんなどが安野さんの教え子だった
そうです。

そんな安野さんが森毅さんや「詭弁論理学」の野崎昭弘さんなどと組んで

数学嫌いな人たちにも、数学を楽しんでもらおうと作ったものですので

きっと「数学」も「数楽」になりますよ！

このフェアでもっとも注目していただきたいものは、下の画像にも見えます

謎の「壺」。

これは「美しい数学」シリーズのひとつ、「壺の中」にでてくる「壺」なんです！

実はこれ、ずっと昔にも童話屋が数量限定で販売して売り切ってそれっきりに

なっていたものなんですが、童話屋が出版を始めて今年で30周年なのを

記念して、新たに作成しました。



美濃焼で知られる岐阜県多治見市の窯元の職人さんたちの手で丁寧に作られたも
のです。

壺に描かれている絵は安野さんが特別に描いてくださった原画を使用していまして、

現在は、安野光雅美術館の他は、ここジュンク堂書店池袋本店さんと

銀座の教文館ナルニア国さんでしか販売しておりませんので、ご興味のある方は

実際にご覧になってください。


ジュンク堂書店池袋本店さんでのフェア期間は

4月15日～5月15日のひと月間です。

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