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2022年12月 暮れのご挨拶 [報告]

2022年もいよいよあとわずか。

本年の童話屋は、詩文庫の新しい2点に注力の一年となりました。

『我と来て遊べや親のない雀 小林一茶句集』
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『ポケット詩集Ⅳ』
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『ポケット詩集Ⅳ』オビのコピーを再掲して、気持ちも新たに…。
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Q:いい詩は 戦争を止めることができるか?
YES:いい詩を読むと やさしい心が生まれ 慈しみの気持ちがあふれます
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ひろびろとした想像力と、思いを伝える勇気を失わず、
新年も引き続き、皆様に良い収穫をお届けしたいと思います。

皆様よいお年をお迎えください。


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2021年12月 暮れのご挨拶 [報告]

童話屋は本日27日にて2021年を終了し、新年は1月5日(水)より営業いたします。
寒波がやってきて、新しい2022年も間近です。

本年も、弊社書籍をご愛顧ありがとうございました。

今年の童話屋は、3冊の新刊を生みました。
谷川俊太郎さんとあべ弘士さんが再びタッグを組んだ絵本『オサム』

オサム表紙Web.jpg

石垣りんさんの詩の集大成的一冊『石垣りん詩集 表札』

表札Web.jpg

久しぶりに手がけられた翻訳絵本『青い花の えかきさん』

9784887471443Web.jpg

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この年末年始も、前回に続き世の中は厳しい様子になりそうですが
皆様くれぐれもお身体を第一に、お元気でお過ごしください!





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2020年暮れのご挨拶。たえまのない苦しみ・悩みを なぐさめ はげます 詩(うた) [報告]

~ たえまのない苦しみ・悩みを なぐさめ はげますのは 詩(うた)です ~

師走の新刊『サトウハチロー詩集』の帯コピーです。

2020年は本当に、大変でしたね。
童話屋の活動を振り返っても、あっという間の一年でした。

20201228fix.jpg

【新刊】
『えほん なぞなぞうた』
『ごはん のこすな』『そとで あそべ』
『サトウハチロー詩集』

【話題になった既刊】
『おんなのことば』
『ポケット詩集』(全3巻)
『宮沢賢治の心を読む』(全4巻)

【絵本復刊】
『蚤の市』
『いないいないばあのえほん』
『にこにこかぼちゃ』
『おめんのえほん』…安野光雅絵本4点

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なかでも『ポケット詩集』は
10月にNHK番組「あさイチ」内で、思いがけず
作家の桜木紫乃さんにおすすめいただきました。
ご愛読書との嬉しい知らせでした。

「何の説明もいらない、このまんま受け止めてよい」詩のアンソロジー、
第1巻の初版は1998年です。20年以上ずっと売ってます。

編者が当時込めた思いは時を経ても色あせることなく
数々の名詩が今また、多くのみなさまのお手元に届いたこと…

童話屋一同、おどろき、はげまされ、しみじみ喜び、
あらためて「言葉の力」に思いをはせることとなりました。

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そんな力を持った言葉に絵が加わると、すてきな絵本がうまれます。

たとえば『えほん なぞなぞうた』は、
谷川俊太郎さんの〝なぞかけ〟言葉にあべ弘士さんの絵が応えるという、
お二人の掛け合いの楽しい結晶です。

実は来年も、このコンビから楽しい新作が生まれそう…?!なんです。
どうぞお楽しみに!!

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「めったやたらに生きるのだ。決して死んではならぬのだ。」
        (井上ひさし 詩「なのだソング」より)

来たる新年には希望を!みなさま引き続きどうぞお気をつけて。

~ よい詩はまっすぐ心に届くんです。~

今後の童話屋にどうぞご期待ください。


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2019年暮れのご挨拶。童話屋のこれから [報告]

2019年のご挨拶です。本年もご愛顧ありがとうございました。

年内準備だった新刊『なぞなぞ あそびうた』(仮)は、刊行が来春に延びました。
ちょっとお時間いただきますが、楽しみにお待ちいただければ…

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そんな状況の中(タイトルが状況に合うかどうかはともかく)
まさに筆者の頭の中を回っていた詩文庫はこれ。

    『いそがなくてもいいんだよ』岸田衿子 詩

いそがなくてもいいんだよWeb.jpg

  アランブラ宮の壁の
  いりくんだつるくさのように
  わたしは迷うことが好きだ
  出口から入って入り口をさがすことも

岸田衿子さんの詩には、非日常の世界にいざなう優しい風を感じます。…
日常のあわただしい中、ふとあらためて、岸田さんの詩で癒されてみてはいかがでしょう。
(筆者が個人的に、ひさしぶりに再読してみた感想です~)

作品に、有名な絵本『かばくん』等々が挙げられる岸田衿子さんは、
身近なところでアニメ「アルプスの少女ハイジ」「あらいぐまラスカル」などの
テーマソングの作詩もされています。

2020年、良い年になりますように!

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2018年、童話屋の書籍を扱う常備書店が増えました [報告]

2018年の瀬です。本年も弊社書籍をご愛読くださり、ありがとうございました。
本年は『宮沢賢治の心を読む4』『こどもあそびうた』を刊行し、
谷川俊太郎さんをお迎えするイベントなどでにぎやかな一年を過ごした童話屋。

また、本年秋より、丸善ジュンク堂書店の全国52店舗にて、
童話屋のラインナップを常に置いていただけるようになりました。
実際に手に取ってご覧いただける場所が増えました。どうぞお立ち寄り下さい!

中でも、かなりレアなものも含めて、
童話屋の詩文庫を多く常備していただいている店舗は以下のとおりです。
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【北海道】
MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店

【東京・首都圏】
ジュンク堂書店池袋本店
ジュンク堂書店吉祥寺店
MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店
丸善丸の内本店
丸善日本橋店
丸善ラゾーナ川崎店

【中部】
丸善名古屋本店

【関西】
MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店
ジュンク堂書店三宮店
ジュンク堂書店大阪本店
ジュンク堂書店難波店
丸善京都本店

【沖縄】
ジュンク堂書店那覇店
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2017年、童話屋はナニをドウしていたか(2)秋冬編 [報告]

あつ~~~い夏を経て、9月からは「のはらうた」イベント期間に突入。

9・10月の約一ヶ月半、教文館ナルニア国@銀座にて新刊記念として、
【わーい はなまる にじゅうまる『ポケットのはらうた』】展が開催されました。

9月13日・10月4日と2回に分けて、刊行記念の集いを実施、
題して「のはらうたを作った5人組による思い出ばなし」~
のはらうた誕生秘話は、何時いつまでも尽きないのです。ほんとうに。

ご来場の皆さま、笑顔の絶えない楽しい時間をご一緒いただき
ありがとうございました。
シリーズ完結などと言っていますけど、なにせ童話屋のことなので(笑
まだまだ楽しい企画を考え中です。また皆さんとお会いできますように!

1014のはら2UP.jpg

写真中央左より順に
“のはらむら代理人”著者のくどうなおこさん
“のはらうたカレンダー”ほてさんこと、ほてはまたかしさん
のはらうた発行人・童話屋の田中和雄
装丁やデザインすべてを手がける童話屋デザイナー島田光雄
「こぶたはなこさん」絵を描かれたいけずみひろこさん


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2017年、童話屋はナニをドウしていたか(1)春夏編 [報告]

年の瀬、みなさまいかがお過ごしですか。
都度お知らせは最近すっかりツイッターでご案内してきて、
すっかりブログをお休みしてました。久しぶりにまとめて振り返ろうかと…。

2017年、新年度4月以降の童話屋は…
昨年より刊行してきた『折々のうた春夏秋冬』全4巻が出揃ったところで
4月5日、著者・大岡信さんの訃報に接しました。
季節が巡るごとにこれからもご愛読いただけますように。

折々のうた4冊UP.jpg

5月下旬、『ポケットのはらうた』を刊行。
のはらうたシリーズ完結?!という衝撃の?コピーとともに生まれた新刊は、
のはらうたの世界のすべてが手のひら一冊に収まるというとっておき企画。

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7月下旬、『自分におどろく』を刊行。
“82歳・新人”たなかかずお、こと童話屋の田中和雄の文章に
あべ弘士さんがすてきな絵を描き下ろしてくださいました。
何年も温め続けたコンセプトが、ついに一冊のポケット絵本になりました。

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82歳新人、この嬉しそうな笑顔☆

自分におどろく出版田中UP.jpg

秋からの後半戦まとめは、次の記事に続きます♪

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ゴリラはごりらFOREVER [報告]

久々のブログ更新は、1月21日(土)@渋谷で開催の「ゴリラはごりら」コンサート・ご報告。
くどうなおこさんと、あべ弘士さんと、新沢としひこさんの歌で紡がれる自由気ままなステージ、
童話屋も会場でご一緒してきました。

このコンセプトでなんと今回が61回目!!足かけ25年の開催だったそうで、
今までの歩みを振り返りつつのおしゃべり、朗読そして音楽。
これまでのコンサートでの、あべさんの即興絵も、スライドで一気に鑑賞会。
25年という年月を皆で感じながら…ステキな企画でした!

童話屋の詩文庫『ゴリラはごりら』からの歌、そしてもちろん『のはらうた』、
あべさんと新沢さん共作の絵本から、おなじみの『はじめのいっぽ』『にじ』の歌、etc。

ここで、訂正ですが、
童話屋刊の絵本『かぜのこもりうた』は、絶版ではありません! ヤッホイ!
たしかに現在、残念ながら「品切・重版未定」なので、お約束ができないんですが、
はやく重版を決定したいと一心に願って機をうかがっております☆
どうしても入手されたい皆さま、童話屋にご相談くださいー。

ゴリラコンサート、ファイナルとはちょっとさびしい…ですが、
「エピソード1」でも「リターンズ」でもなんでも大歓迎(笑、
次の機会をみんなで楽しみに待ちましょう!!

というわけで2017年もしっかりスタートしております、いかがお過ごしですか。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

#童話屋のオフィスにも、あべさんのライブペイントが一枚。
 私たちの大事なたからものです。

あべさんの絵web.jpg

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生きていてほしいんです~81歳が語る戦争体験 [報告]

今月のイベントは「81歳編集者が語る 子どものときの戦争体験」と題し、
さる11月5日土曜に杉並区阿佐ヶ谷にて実施されました。
ご参加くださった皆さまに御礼申し上げます。

弊社編集長・田中和雄は現在81歳。
東京で育ち集団疎開を体験し、終戦時10歳だった当時のことをありのままに語りました。

肌身で体験された数々の戦時のエピソードは、
まさにこの世代の、反戦への祈りを裏打ちしているものだと感じます。

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田中は詩人の谷川俊太郎さんとともに、かつて反戦詞華集を編んでいます。
詞華集『生きていてほしいんです―戦争と平和』には、谷川さんの書き下ろし詩も収録。
峠三吉から谷川さんまで、二十名をこえる詩人による反戦の声を、
筆者もいま一度読み返し、心に留めようと誓いました。

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ラストは谷川さんの有名詩「死んだ男の残したものは」の朗読と歌唱で、お話のしめくくりです。
この詩は、武満徹の作曲で、合唱曲としても知られています。
弊社『ポケット詩集』にも収録されています。深い言葉…ぜひ読み返してみてください。

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文藝別冊「茨木のり子」をめぐって~対談@杉並・浜田山 御礼 [報告]

おととい15日土曜に浜田山にて、表題対談が行われました。
ご来場の皆さま、どうもありがとうございました!

没後10年・詩人「茨木のり子」文藝別冊・KAWADE夢ムック・刊行記念対談。
ということで、河出書房新社の阿部晴政さんをお招きして、茨木のり子さんのあれこれを振り返るこの企画。

文藝別冊を編むにあたってさまざまな角度から考察された、阿部さんによるコメント、
また、資料の回覧が多々ありました:童話屋の田中が所蔵する茨木さんの詩集初版本、
リラックスのスナップショット、それから、逝去後に郵送された、ご本人用意の「ご挨拶」…。

田中が受け取ったこのお別れの手紙は、筆者も初めて実物を拝見しました。

詩作から伺える茨木のり子像が、こうしてさまざまなエピソードが加わることによって
私たちの中でとても豊かになっていき、穏やかでやさしい時間となりました。

童話屋の現在の地元街、浜田山。
駅前の書店・サンブックス浜田山さんは、精選された文芸棚とフェアがいつも魅力的です。
今後も浜田山にぴったりの新しい企画を考えようということになりましたヨ。
皆さま、またどうぞ遊びに来てください。

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