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2018年6月末に、谷川俊太郎さんの新詞華集がでます [新刊]

頃は初夏~夏に出る、童話屋の新刊のお知らせです。
『こどもあそびうた』谷川俊太郎 詩/山田馨・編

まずは、表紙の初校が上がってきて、童話屋はウキウキ!!

こどもあそびうた表紙初校72dpiTwitter.jpg

表紙の絵はナニに見えますか~、そう、かっぱ!!
谷川さんのあの有名な代表詩、「かっぱ」が、収録の最初ですので。
そういうわけで童話屋では今、かっぱが熱い!
かっぱ談義で日々盛り上がっております。

日本全国の各地に伝説がありどんな人もかっぱの特徴を知っていますよね…。
どうして?!なんてふしぎな生き物(?)。詳しい研究もたくさんありますし。
谷川さんの「かっぱ」は、らっぱ吹いたり菜っぱ食べたり、お茶目なやつです。

それはともかく、新刊『こどもあそびうた』は、
オールひらがなで思う存分、谷川俊太郎ワールドにひたれる一冊。
子どももおとなも、みんなで楽しく口ずさんでいただける詩集です。お楽しみに!


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詩絵本『自分におどろく』好評です [季節のおすすめ]

童話屋のポケットサイズ・詩絵本『自分におどろく』
(たなかかずお文、あべ弘士絵)。
昨年7月刊行以来、皆様の好評を得て着々と広まり中♪
この一冊がこのたび、
昨年末スタートの第23回「日本絵本賞」読者賞にノミネートされております。

この、楽しくも広大な物語(宇宙、地球の歴史、今ここにいるぼく)が
埼玉県の丸善・丸広飯能店にて長らくプッシュしていただいていまして、

201802飯能.jpg

なんとあのベストセラー『君たちはどう生きるか』と並置されていました!
考えてみれば、読者モデルを想像してみると、
『君たちは…』を読まれる方へ合わせてオススメするのにピッタリかも。

『自分におどろく』では、宇宙のビッグバンから始まって
地球と生命がどうやって進化した(と考えられる)かが語られます。
そして最後に、主人公の“ぼく”は、
今ここに自分が存在することのものすごい確率に
あらためて思いをはせるのです。

おどろきの存在のぼくは、これからどう生きていくのか。
むずかしい話ではないはず( Don’t think, feel!てか?)

読んで面白かった方、
どうぞ日本絵本賞へ投票応援ポチっとクリック応援よろしく☆
投票の締切は2月末日までです。

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2018年、童話屋はナニをドウするのか(3)刊行予告 [告知]

次に新年の抱負もとい、新年の刊行予告などを。

新刊『宮沢賢治の心を読むⅣ』、1月19日発売です!
著者・草山万兎(くさやままと)すなわち河合雅雄さんの賢治学集大成。

サル学の権威が生物学の視点から賢治童話を読みとく、という切り口で
コツコツ書き溜めてこられた河合雅雄先生。
1924年(大正13年)1月2日のお生まれで、年が明けたら御歳94歳になられます。
2011年9月からスタートした本シリーズも、
御誕生日とともに全4巻がそろうという、なんとも尊い刊行です。

第4巻収録のお話は、以下のとおり。
 「かしわばやしの夜」
 「双子の星」
 「やまなし」
 「月夜のけだもの」

チュンセとポウセとか、クラムボンとか、
賢治好きにはマストの童話が入って、たいへん印象深い巻になりました。

宮沢賢治4表紙UP.jpg

そしてそして。
続く来春の新刊は、谷川俊太郎さんの詞華集です。
童話屋刊アンソロジーとしては4冊目、
合言葉は「かっぱ」でお願いします! ご期待くださいませ。

来年もみなさまにとってよい年になりますように。



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作家イベント・工藤直子書店@ジュンク堂書店池袋本店 [告知]

そして今。現在進行形!のお知らせ。
2017年12月10日より始まったジュンク堂書店の名物フェア【作家書店】。
第26代店長は、われらが工藤直子さんです!
これから半年間、ジュンク堂池袋本店6階では
工藤さんにまつわるいろいろな書籍が並び、イベントも続く!
(2018年6月10日まで)

写真は、テープカットの工藤直子さん。

工藤直子書店UP.jpg

著書のみならず、おすすめ書籍が並んだコーナーは、
みずから書かれたPOPもたくさんで、
ご本人から直接おすすめいただいている雰囲気満点です。

しかもPOPやラインナップは会期中、どんどん進化するんですって。
2018年は(いや今から)ぜひジュンク堂池袋本店へ!
「本屋さんはたいへんだぁ。棚を作るのって、いざやるととっても大変で」
そのお言葉のウラには、
楽しんで選書をなさっているご様子も伝わってきましたヨ。
ラインナップは、ネットでも確認できます。★選書一覧★

毎回ことなるゲストをお迎えしてのトークイベント、
工藤さんのいろんな側面をリアルタイムで目撃しに行ってください。



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2017年、童話屋はナニをドウしていたか(2)秋冬編 [報告]

あつ~~~い夏を経て、9月からは「のはらうた」イベント期間に突入。

9・10月の約一ヶ月半、教文館ナルニア国@銀座にて新刊記念として、
【わーい はなまる にじゅうまる『ポケットのはらうた』】展が開催されました。

9月13日・10月4日と2回に分けて、刊行記念の集いを実施、
題して「のはらうたを作った5人組による思い出ばなし」~
のはらうた誕生秘話は、何時いつまでも尽きないのです。ほんとうに。

ご来場の皆さま、笑顔の絶えない楽しい時間をご一緒いただき
ありがとうございました。
シリーズ完結などと言っていますけど、なにせ童話屋のことなので(笑
まだまだ楽しい企画を考え中です。また皆さんとお会いできますように!

1014のはら2UP.jpg

写真中央左より順に
“のはらむら代理人”著者のくどうなおこさん
“のはらうたカレンダー”ほてさんこと、ほてはまたかしさん
のはらうた発行人・童話屋の田中和雄
装丁やデザインすべてを手がける童話屋デザイナー島田光雄
「こぶたはなこさん」絵を描かれたいけずみひろこさん


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2017年、童話屋はナニをドウしていたか(1)春夏編 [報告]

年の瀬、みなさまいかがお過ごしですか。
都度お知らせは最近すっかりツイッターでご案内してきて、
すっかりブログをお休みしてました。久しぶりにまとめて振り返ろうかと…。

2017年、新年度4月以降の童話屋は…
昨年より刊行してきた『折々のうた春夏秋冬』全4巻が出揃ったところで
4月5日、著者・大岡信さんの訃報に接しました。
季節が巡るごとにこれからもご愛読いただけますように。

折々のうた4冊UP.jpg

5月下旬、『ポケットのはらうた』を刊行。
のはらうたシリーズ完結?!という衝撃の?コピーとともに生まれた新刊は、
のはらうたの世界のすべてが手のひら一冊に収まるというとっておき企画。

n215ポケのんUP.jpg

7月下旬、『自分におどろく』を刊行。
“82歳・新人”たなかかずお、こと童話屋の田中和雄の文章に
あべ弘士さんがすてきな絵を描き下ろしてくださいました。
何年も温め続けたコンセプトが、ついに一冊のポケット絵本になりました。

n216自分におどろくUP.jpg

82歳新人、この嬉しそうな笑顔☆

自分におどろく出版田中UP.jpg

秋からの後半戦まとめは、次の記事に続きます♪

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だるまちゃんといっしょに「けんぽう」を読もう!@教文館ナルニア国 [告知]

ただいま教文館ナルニア国@銀座にて、好評開催中のイベント
「だるまちゃんといっしょに「けんぽう」を読もう!」企画、
2月25日よりスタートしており3月12日までやっています。

さっそく、2月28日(火曜)の講演会に行ってまいりました。
お題は書籍タイトルそのまま、
「反戦・平和を願う『皇后美智子さまのうた』(安野光雅・著)」
編集された山本朋史さんと、ライター稲垣えみ子さんの対談です。

平成天皇と美智子さまが生涯かけて取り組んでおられる、
反戦平和を祈るご活動からは、私たちも学ぶことが多くあります。

20170228naruniaWEB.jpg

また会場内ですが、写真のように、
日本国憲法についてさまざまに審議されている今、
あらためてどういう内容が焦点なのかを解き明かすパネル展示が圧巻!
私たちの目線で作成された、ポイント表示がわかりやすい。

会場内は、イベント以外は入場無料で、13時より
18時または19時半(19時半の日は3月1・4・5・7・9・11・12日)まで。
小学校高学年~中学生さんくらいからきっとわかっていただける、
この労作を、ぜひたくさんの方にご覧になっていただきたいです。



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ゴリラはごりらFOREVER [報告]

久々のブログ更新は、1月21日(土)@渋谷で開催の「ゴリラはごりら」コンサート・ご報告。
くどうなおこさんと、あべ弘士さんと、新沢としひこさんの歌で紡がれる自由気ままなステージ、
童話屋も会場でご一緒してきました。

このコンセプトでなんと今回が61回目!!足かけ25年の開催だったそうで、
今までの歩みを振り返りつつのおしゃべり、朗読そして音楽。
これまでのコンサートでの、あべさんの即興絵も、スライドで一気に鑑賞会。
25年という年月を皆で感じながら…ステキな企画でした!

童話屋の詩文庫『ゴリラはごりら』からの歌、そしてもちろん『のはらうた』、
あべさんと新沢さん共作の絵本から、おなじみの『はじめのいっぽ』『にじ』の歌、etc。

ここで、訂正ですが、
童話屋刊の絵本『かぜのこもりうた』は、絶版ではありません! ヤッホイ!
たしかに現在、残念ながら「品切・重版未定」なので、お約束ができないんですが、
はやく重版を決定したいと一心に願って機をうかがっております☆
どうしても入手されたい皆さま、童話屋にご相談くださいー。

ゴリラコンサート、ファイナルとはちょっとさびしい…ですが、
「エピソード1」でも「リターンズ」でもなんでも大歓迎(笑、
次の機会をみんなで楽しみに待ちましょう!!

というわけで2017年もしっかりスタートしております、いかがお過ごしですか。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

#童話屋のオフィスにも、あべさんのライブペイントが一枚。
 私たちの大事なたからものです。

あべさんの絵web.jpg

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生きていてほしいんです~81歳が語る戦争体験 [報告]

今月のイベントは「81歳編集者が語る 子どものときの戦争体験」と題し、
さる11月5日土曜に杉並区阿佐ヶ谷にて実施されました。
ご参加くださった皆さまに御礼申し上げます。

弊社編集長・田中和雄は現在81歳。
東京で育ち集団疎開を体験し、終戦時10歳だった当時のことをありのままに語りました。

肌身で体験された数々の戦時のエピソードは、
まさにこの世代の、反戦への祈りを裏打ちしているものだと感じます。

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田中は詩人の谷川俊太郎さんとともに、かつて反戦詞華集を編んでいます。
詞華集『生きていてほしいんです―戦争と平和』には、谷川さんの書き下ろし詩も収録。
峠三吉から谷川さんまで、二十名をこえる詩人による反戦の声を、
筆者もいま一度読み返し、心に留めようと誓いました。

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ラストは谷川さんの有名詩「死んだ男の残したものは」の朗読と歌唱で、お話のしめくくりです。
この詩は、武満徹の作曲で、合唱曲としても知られています。
弊社『ポケット詩集』にも収録されています。深い言葉…ぜひ読み返してみてください。

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文藝別冊「茨木のり子」をめぐって~対談@杉並・浜田山 御礼 [報告]

おととい15日土曜に浜田山にて、表題対談が行われました。
ご来場の皆さま、どうもありがとうございました!

没後10年・詩人「茨木のり子」文藝別冊・KAWADE夢ムック・刊行記念対談。
ということで、河出書房新社の阿部晴政さんをお招きして、茨木のり子さんのあれこれを振り返るこの企画。

文藝別冊を編むにあたってさまざまな角度から考察された、阿部さんによるコメント、
また、資料の回覧が多々ありました:童話屋の田中が所蔵する茨木さんの詩集初版本、
リラックスのスナップショット、それから、逝去後に郵送された、ご本人用意の「ご挨拶」…。

田中が受け取ったこのお別れの手紙は、筆者も初めて実物を拝見しました。

詩作から伺える茨木のり子像が、こうしてさまざまなエピソードが加わることによって
私たちの中でとても豊かになっていき、穏やかでやさしい時間となりました。

童話屋の現在の地元街、浜田山。
駅前の書店・サンブックス浜田山さんは、精選された文芸棚とフェアがいつも魅力的です。
今後も浜田山にぴったりの新しい企画を考えようということになりましたヨ。
皆さま、またどうぞ遊びに来てください。

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