羊毛と針
村井満由美さんに作っていただいた『くものがっこう』に登場する雲たちの人形は羊毛でできています。
作り方を教わった編集長に話を聞くと、羊毛を専用の針で刺すと繊維が絡まって形が作られていくということでした。
人形を手にとってじっくり見てみた時に、この鼻は糸で縫いつけてあるのかな、この頬は色をつけた羊毛を接着剤で貼り付けたのかなと思いましたが、糸も接着剤も使ってないそうです。
羊毛と針だけ・・・。想像できません。
で、試しにやってみることにしました。
“専用の針”と聞いて私が想像したものは
釣り針の「かえし」のように、針の先とは逆の方向にとがったものがあって、抜くときに引っかかるような、たいそうな形状のもの。
ところが、こんなにシンプルでした!
フェルティングニードル
こんなので、羊毛が形になっていくの!?
半信半疑のまま、羊毛を丸めて、針で、ツンツン、グサグサ刺していきました。
すると・・・
不思議なことに、少しずつ、なんとなくまとまっていきます。
繊維が絡まって固まっていき、ただの羊毛がちゃんと雲の形になっていくではありませんか。
本体の形が出来上がると、目鼻口などをつけます。
これも、簡単。各パーツを作って、また針でツンツンと刺すと、本体とくっつきました。
糸で縫う必要もなく、針でツンツン刺すだけ。とっても楽ちん。
ときどき、チクっと自分の指をさしてしまうので、これさえ気をつければ、大変なことは何もありません。(指を守るための専用の指サックがあるそうです。)
そして、作っているものは、“雲”です!
雲ですから、どんな形になってもOK。
思い通りの形にならなくても、失敗ということはありません。
だんだん楽しくなって、次々といろんな形のふわふわの雲が生まれてきて、とても面白い体験でした。
こんどは何をつくってみようかな~と思っています。羊毛と針のとりこになってしまったかも。
追記:来月刊行予定の絵本『くものがっこう』に村井さんに書いていただいた「くもの作り方」を付録として差し込む予定です。
作り方を教わった編集長に話を聞くと、羊毛を専用の針で刺すと繊維が絡まって形が作られていくということでした。
人形を手にとってじっくり見てみた時に、この鼻は糸で縫いつけてあるのかな、この頬は色をつけた羊毛を接着剤で貼り付けたのかなと思いましたが、糸も接着剤も使ってないそうです。
羊毛と針だけ・・・。想像できません。
で、試しにやってみることにしました。
“専用の針”と聞いて私が想像したものは
釣り針の「かえし」のように、針の先とは逆の方向にとがったものがあって、抜くときに引っかかるような、たいそうな形状のもの。
ところが、こんなにシンプルでした!
フェルティングニードル
こんなので、羊毛が形になっていくの!?
半信半疑のまま、羊毛を丸めて、針で、ツンツン、グサグサ刺していきました。
すると・・・
不思議なことに、少しずつ、なんとなくまとまっていきます。
繊維が絡まって固まっていき、ただの羊毛がちゃんと雲の形になっていくではありませんか。
本体の形が出来上がると、目鼻口などをつけます。
これも、簡単。各パーツを作って、また針でツンツンと刺すと、本体とくっつきました。
糸で縫う必要もなく、針でツンツン刺すだけ。とっても楽ちん。
ときどき、チクっと自分の指をさしてしまうので、これさえ気をつければ、大変なことは何もありません。(指を守るための専用の指サックがあるそうです。)
そして、作っているものは、“雲”です!
雲ですから、どんな形になってもOK。
思い通りの形にならなくても、失敗ということはありません。
だんだん楽しくなって、次々といろんな形のふわふわの雲が生まれてきて、とても面白い体験でした。
こんどは何をつくってみようかな~と思っています。羊毛と針のとりこになってしまったかも。
追記:来月刊行予定の絵本『くものがっこう』に村井さんに書いていただいた「くもの作り方」を付録として差し込む予定です。
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