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アマゾンの森再生プロジェクト

前回、「葉っぱのフレディ」が朝日新聞の天声人語にとりあげられたとご案内しました。

~朝日新聞・天声人語(10月6日付)より抜粋~
(略)『葉っぱのフレディ』という絵本を覚えておられるだろうか。生と死や転生が、木の葉の一生を通して語られる。枯れて散っても、土に還って木を育てる力になる。大人の共感を呼び、これまでに110万冊も売れた▼刊行から10年になるのを機に、版元の童話屋(東京)がささやかな試みを始めるそうだ。22日からの絵本の売り上げから、1冊につき200円を、南米アマゾンの森の再生に寄付する。1冊あたり5本の苗木が、危機に瀕した森に植えられるという▼命は姿を変えて生き続ける。それを大自然の設計図が寸分の狂いもなく司っている――と絵本は説く。(略)

今日は、この記事の詳細についてお話します。

絵本「葉っぱのフレディ」が出版されたのは、1998年10月22日のことでした。童話屋では、「葉っぱのフレディ」の発売10周年と110万冊超に感謝の気持ちをこめ、青い星地球を1000年後の子どもたちに引き継ぐために、崩壊寸前の熱帯アマゾンの森を再生するプロジェクトを発足させます。具体的には、このアマゾンの森再生プロジェクトのためにGreen Mother's基金を設置。「葉っぱのフレディ」1冊の売上から200円を基金に投じ、この基金をもとに植樹を行います。

<アマゾンの森再生プロジェクトの概要>
 主唱:童話屋
 共催:朝日小学生新聞、アマゾン日伯友好の森協会
 開始:2008年10月22日より
 苗木:カポック、イペ、マホガニーなどの苗木を、1冊200円につき5本購入
 植樹場所:ブラジル・ベレン市郊外 アマゾン川流域500ヘクタール
 実施概要:
 「葉っぱのフレディ」1冊の売上金のなかから200円を、Green Mother's基金に拠出。
 アマゾン日伯友好の森協会が、この基金で植樹を実施する。

ひとりの人が、1冊の本が、地球の環境のために出来ることなどたかがしれています。それでも、絵本1冊で5本の苗木を買うことが出来るのです。広大なアマゾンのなかでは5本の苗木だって微々たるものですが、これが10冊、 100冊、1000冊、10000冊と増えれば、苗木も50本、500本、5000本、50000本と増えていきます。ひとりでは小さな力でも、たくさんの人が賛同してくれたら…。苗木と一緒に、この環境プロジェクトも徐々に大きく育てていけたら、と願います。


【書店のみなさまへ】
アマゾン再生プロジェクトの告知が書かれた、新しい帯を作成中です。新しい帯のついた本は20日以降取次搬入とさせていただきますので、どうぞ宜しくお願いいたします。


葉っぱのフレディ―いのちの旅

葉っぱのフレディ―いのちの旅

  • 作者: レオ バスカーリア
  • 出版社/メーカー: 童話屋
  • 発売日: 1998/10
  • メディア: 単行本



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