安野さんとナルニア国さんと童話屋と

童話屋は、すでに閉店してしまった児童書専門店の
童話屋書店とイトーヨーカドーさんから運営・企画を委託されていた
子ども図書館、そして出版社としての童話屋の3つの顔を持っていました。
現在は出版のみとなりましたが、今年はその出版を始めて30年になります。
出版第一号は、安野光雅さんの「魔法使いのＡＢＣ」です。
これを記念しまして、深いお付合いのある銀座の教文館ナルニア国さんで、
【童話屋 30年30話】と題したフェアを展示中です。
同時に9階では、【安野光雅のすうがく絵本展】も開催中です。


まず【童話屋 30年30話】では、現在、購入することが可能な
童話屋の刊行物全点が一挙に揃いました。













またナルニアホールでは、童話屋の歴史が1年1話の形で30枚のパネルとなって
ホールをぐるっと取り囲んでおり、シャーロット・ゾロトウさん関連の貴重な資料、
そして、石垣りんさん茨木のり子さんが、童話屋編集長の田中に宛てた手紙なども
見ることができます。










編集長田中和雄と、「葉っぱのフレディ」の訳者で翻訳家のみらいななさんの
講演会も催されますが、残念ながらいずれも既に満席となっているようです。
【ナルニア国イベント情報】

そして9階の【安野光雅のすうがく絵本展】です。


童話屋から出版している「美しい数学シリーズ」から「壺の中」と「ふしぎなた
ね」の原画、
福音館書店さんの絵本の原画が展示されており、絵本の中の出来事をまるまる遊ぶ、
「すうがく遊び」の体験もできます。とにかく盛りだくさんで楽しめます！

期間
【安野光雅のすうがく絵本展】　〜8月22日（日）
【童話屋 30年30話】　〜8月31日（火）

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