【新刊】『イヌ カウ コドモ』ってこんな絵本です [新刊]
童話屋の、2月も終盤となりました。
相変わらず寒いですが、徐々に春の陽射しも感じますね。もう少し!
今月の詩文庫新刊は、茨木のり子詞華集『わたくしたちの成就』。
小社「ふくろうブログ」の方で、編集長が想いを語っています。
こちらでは絵本新刊『イヌ カウ コドモ』について、エピソードをひとつ。
著者の金森さんは、海外で犬の訓練について学び、長年ドッグ・トレーナーをされています。
今日、この絵本を読まれたご友人の感想が、編集長のもとに届きました。
キャロル・プライスさんは、イギリスの著名な犬訓練士です。
犬の問題行動カウンセラーであるとともに、ジャーナリストでもあります。
心温まるエールに、的確な書評もプラスされた素敵なお便りと思い、
お願いして転載させていただくことにしました。
『イヌ カウ コドモ』、ぜひ店頭で見かけたらお手にとってご覧ください。
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親愛なるミチコ
あなたの本を受け取り、読んだところです。ありがとう。
楽しい本ですね。よくできています。
あなたは子どもたちに、犬には感受性があり、喜怒哀楽のある動物だから、敬意をもって大切に育て、世話をしなければならないというメッセージを伝えていますね。
それから、犬の世話をすればするほど、友だちとして犬から受け取るものが多くなることと、最後にはそのおかげでよりよい人間になれることを伝えています。このメッセージが、とてもいいと思います。
絵も、とても素敵です。あなたはこの本をおおいに誇りに思っていいと思いますよ。
ともかく、おめでとう、ミチコ。この本がたくさん売れるといいですね。
そしてあなたは、次の作品にとりかからないと!
さようなら
キャロル
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