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茨木のり子を描いた舞台「蜜柑とユウウツ」 [報告]

6月12日より、東京は池袋の東京芸術劇場にて、
舞台「蜜柑とユウウツ」がただいま上演中です。
(東京公演は、6月21日(日)まで。以降、地方巡回)
女優さんお三方で活動されている演劇ユニット「グループる・ばる」の企画です。

童話屋の者は、14日(日)昼に観劇しました。
茨木さんの生き様がぎゅっと凝縮され、心揺さぶられる内容でした。
当日券もあるようです。とても素敵な作品です。ぜひ見てください!!

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脚本の長田育恵さん、演出のマキノノゾミさん曰く、
「時代の中で、くらしをきちんと生きた詩人」というテーマ、どのように取り上げるか、
かなり難しい挑戦だったとのこと。

2006年に逝去された茨木さんの人となりへ、詩作品を通して近づいていったという
そのあざやかで深い解釈に触れ、2時間の上演時間はあっという間でした。

劇作品ならではの工夫がされているのも楽しい。
茨木さんをとりまく詩人仲間の登場を見ながら、当時の様子に思いをはせてみたり。

なにより演じる女優さん(松金よね子・岡本麗・田岡美也子の3氏)によって、
随所に劇中で引用される、茨木さんの詩の、言葉の力づよさ。

やはり声に出される詩は、いいですね。詩が立ち上がってまっすぐ心に響きます。

続く地方公演でも、多くの方に見ていただきたいです。

affiche.jpg

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