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2022年12月 暮れのご挨拶 [報告]

2022年もいよいよあとわずか。

本年の童話屋は、詩文庫の新しい2点に注力の一年となりました。

『我と来て遊べや親のない雀 小林一茶句集』
n228mini.jpg

『ポケット詩集Ⅳ』
n229mini.jpg

『ポケット詩集Ⅳ』オビのコピーを再掲して、気持ちも新たに…。
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Q:いい詩は 戦争を止めることができるか?
YES:いい詩を読むと やさしい心が生まれ 慈しみの気持ちがあふれます
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ひろびろとした想像力と、思いを伝える勇気を失わず、
新年も引き続き、皆様に良い収穫をお届けしたいと思います。

皆様よいお年をお迎えください。


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2021年12月 暮れのご挨拶 [報告]

童話屋は本日27日にて2021年を終了し、新年は1月5日(水)より営業いたします。
寒波がやってきて、新しい2022年も間近です。

本年も、弊社書籍をご愛顧ありがとうございました。

今年の童話屋は、3冊の新刊を生みました。
谷川俊太郎さんとあべ弘士さんが再びタッグを組んだ絵本『オサム』

オサム表紙Web.jpg

石垣りんさんの詩の集大成的一冊『石垣りん詩集 表札』

表札Web.jpg

久しぶりに手がけられた翻訳絵本『青い花の えかきさん』

9784887471443Web.jpg

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この年末年始も、前回に続き世の中は厳しい様子になりそうですが
皆様くれぐれもお身体を第一に、お元気でお過ごしください!





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2021年12月、童話屋の絵本新刊『青い花の えかきさん』は12月7日発売です [新刊]

『葉っぱのフレディ』やシャーロット・ゾロトウの絵本など、
翻訳絵本を多々手がけてきた童話屋が、今回の刊行に選んだ絵本、
『青い花の えかきさん』。オーストラリアの作家による作品です。
ページいっぱいに広がる淡い水彩画も美しい一冊。

9784887471443Web.jpg

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「あさ めが さめた。
 がっこうなんて いきたくないもん」

なにをしてもへただし、みんなとおなじようにできない、わたし。
「べんきょうって なんのために するの?」

主人公の彼女は、7、8歳くらいかな、
学校で、ちょっと息ぐるしい時間を過ごしているようす。

けれど主人公の彼女には、だいすきなことがあって、
それは絵を描くこと。(しかも描くならだんぜん、青い色が好き!)

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「ママがね ひとと ちがっていて いいんだって
 おしえてくれたよ」

彼女はある日、お母さんにかけられた言葉がきっかけで、
自分の目の前に広がる景色に「おなじものなんて ひとつもない!」と
思うにいたります。

このささやかな“気づき”こそが、
実は人生のコペルニクス的大展開だったりするんですね。

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この絵本は、主人公の心の動きをそのまま描いた、
“気づき”のほんの一例です。

“気づき”にいたる道のりは、人によって実にさまざま。
どんな人の物語もそれ自体がとても豊かで、大切なもの。

原書では、最後に“I felt happy. I felt like me.”と結ばれています。
本書を通じて読者に、自分を好きになる幸福感が、少しでも伝わればと願います。



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2020年暮れのご挨拶。たえまのない苦しみ・悩みを なぐさめ はげます 詩(うた) [報告]

~ たえまのない苦しみ・悩みを なぐさめ はげますのは 詩(うた)です ~

師走の新刊『サトウハチロー詩集』の帯コピーです。

2020年は本当に、大変でしたね。
童話屋の活動を振り返っても、あっという間の一年でした。

20201228fix.jpg

【新刊】
『えほん なぞなぞうた』
『ごはん のこすな』『そとで あそべ』
『サトウハチロー詩集』

【話題になった既刊】
『おんなのことば』
『ポケット詩集』(全3巻)
『宮沢賢治の心を読む』(全4巻)

【絵本復刊】
『蚤の市』
『いないいないばあのえほん』
『にこにこかぼちゃ』
『おめんのえほん』…安野光雅絵本4点

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なかでも『ポケット詩集』は
10月にNHK番組「あさイチ」内で、思いがけず
作家の桜木紫乃さんにおすすめいただきました。
ご愛読書との嬉しい知らせでした。

「何の説明もいらない、このまんま受け止めてよい」詩のアンソロジー、
第1巻の初版は1998年です。20年以上ずっと売ってます。

編者が当時込めた思いは時を経ても色あせることなく
数々の名詩が今また、多くのみなさまのお手元に届いたこと…

童話屋一同、おどろき、はげまされ、しみじみ喜び、
あらためて「言葉の力」に思いをはせることとなりました。

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そんな力を持った言葉に絵が加わると、すてきな絵本がうまれます。

たとえば『えほん なぞなぞうた』は、
谷川俊太郎さんの〝なぞかけ〟言葉にあべ弘士さんの絵が応えるという、
お二人の掛け合いの楽しい結晶です。

実は来年も、このコンビから楽しい新作が生まれそう…?!なんです。
どうぞお楽しみに!!

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「めったやたらに生きるのだ。決して死んではならぬのだ。」
        (井上ひさし 詩「なのだソング」より)

来たる新年には希望を!みなさま引き続きどうぞお気をつけて。

~ よい詩はまっすぐ心に届くんです。~

今後の童話屋にどうぞご期待ください。


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2020年・庚子…童話屋刊「ねずみのほん」 [季節のおすすめ]

2020年、遅ればせながら本年もよろしくお願い申し上げます。
皆さまにとって良い年になりますように。

さてさっそくですが、毎年末年始によくご注文いただくロングセラー絵本の
ご紹介でもって新年のご挨拶です。

今年はねずみ年のせいか?とくに人気!「ねずみのほん」
昔から愛読されていたところを、1984年に童話屋が復刊したシリーズです。
ぜんぶで3冊あります。

ねずみのいえさがしweb.jpg

まだご存命だった石井桃子さんが復刊をたいへん喜んでくださったとのこと、
当時のチラシからその言葉を再掲しましょう。
あらためて読んだらやっぱり素敵な文章でした!―――

『十年ほどまえ、「かつら文庫」で子どもたちがすり切れるまで読んだ
3冊の写真絵本が「ねずみのほん」である。少し写真はぼやけていたけれど、
子どもたちは、ふしぎなほどこの本がすきだった。

 しかし、じつは、おとなだって、この3冊を手にとって、おちついて
読んでみれば、子どもがすきなのは、ふしぎでも何でもないと、すぐわかった。

小さいねずみが家を見つける、たべ物を見つける、そして、友だちを見つけて、
いっしょに住む。この、お話ともいえない小さいお話が、これ以上は望めない
ような簡潔な翻訳と単純で美しいデザインで展開する。
子どもはねずみになって、一喜一憂しながら最後のしあわせな物語にたどりつく。―』


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2019年暮れのご挨拶。童話屋のこれから [報告]

2019年のご挨拶です。本年もご愛顧ありがとうございました。

年内準備だった新刊『なぞなぞ あそびうた』(仮)は、刊行が来春に延びました。
ちょっとお時間いただきますが、楽しみにお待ちいただければ…

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そんな状況の中(タイトルが状況に合うかどうかはともかく)
まさに筆者の頭の中を回っていた詩文庫はこれ。

    『いそがなくてもいいんだよ』岸田衿子 詩

いそがなくてもいいんだよWeb.jpg

  アランブラ宮の壁の
  いりくんだつるくさのように
  わたしは迷うことが好きだ
  出口から入って入り口をさがすことも

岸田衿子さんの詩には、非日常の世界にいざなう優しい風を感じます。…
日常のあわただしい中、ふとあらためて、岸田さんの詩で癒されてみてはいかがでしょう。
(筆者が個人的に、ひさしぶりに再読してみた感想です~)

作品に、有名な絵本『かばくん』等々が挙げられる岸田衿子さんは、
身近なところでアニメ「アルプスの少女ハイジ」「あらいぐまラスカル」などの
テーマソングの作詩もされています。

2020年、良い年になりますように!

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2019年春「のはらうた35周年フェア」開催書店リスト [告知]

「のはらうた35周年フェア」開始!桜が咲いたのに寒かったりしましたけど、
東京ではやっと本当に春になった気がします。

今回のスペシャルグッズ1つめは「のはらうたぬりえ」ポストカード6枚入り。
有名詩と、いけずみひろこさん絵のぬりえ用イラストがカードになりました!
各店頭で、書籍ご購入先着50名様につき1セットを特典プレゼント☆

本日より5月上旬までの間に、各書店にて順次スタートしますので、
ぜひお立ち寄りください。
伝説の「さんぼんまつタイムス」号外も出ました!こちらは無料配布中。
お近くの書店は以下のリストで探してください。お待ちしてま~す。

童話屋フェアパネル_看板web72mini.jpg

ぬりえサンプルカットWeb.jpg
  ※配布するぬりえはイラストのみ。色はみなさんで自由にぬってくださいね。

【のはらうた35周年 フェア実施店舗一覧】
●4月19・20日より、開催中書店●
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【北海道・東北地区】
MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店
ジュンク堂書店秋田店
ジュンク堂書店盛岡店
丸善 仙台アエル店

【東京・首都圏】
丸善 丸の内本店
丸善 日本橋店
丸善 津田沼店
ジュンク堂書店池袋本店
ジュンク堂書店吉祥寺店
丸善 ラゾーナ川崎店
丸善 多摩センター店
ジュンク堂書店立川高島屋店
ジュンク堂書店藤沢店
丸善 丸広百貨店飯能店

【中部】
ジュンク堂書店新潟店
MARUZEN&ジュンク堂書店新静岡店
丸善 松本店
丸善 名古屋本店

【関西】
ジュンク堂書店京都店
丸善 京都本店
ジュンク堂書店大阪本店
MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店
ジュンク堂書店難波店
ジュンク堂書店近鉄あべのハルカス店
ジュンク堂書店三宮店
ジュンク堂書店明石店
ジュンク堂書店姫路店

新風堂書店(奈良市)
風の本屋(大阪市)

【中国・九州・沖縄】
丸善 岡山シンフォニービル店
ジュンク堂書店福岡店
ジュンク堂書店鹿児島店
丸善 博多店
ジュンク堂書店那覇店

喜久屋書店 倉敷店(倉敷市)

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●4月末~5月より順次開催の書店●

【東京・首都圏】
今野書店(東京・杉並区)
サンブックス浜田山(東京・杉並区)
教文館 ナルニア国(東京・銀座)
ティールグリーン(東京・大田区)
ブックハウスカフェ神保町(東京・千代田区)
子どもの本&クーベルチップ(横浜市)
湘南 蔦屋書店(藤沢市)

【中部】
萬松堂(新潟市)

【中国・四国】
ウーフ(香川・丸亀市)
こどもの広場(山口・下関市)



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2019年、童話屋はナニをドウするのか 刊行予告 [新刊]

2019年の童話屋は、新刊初荷『まど・みちお詩集 ぞうさん』を準備中。
1月26日発売予定で、完成目前の年越しです。
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来年は、まどさん生誕110周年ということで、
編者があらたに、いまの視点で選びぬいた決定版『ぞうさん』。

「ぞうさん」は、ぞうに生まれてうれしいぞうの詩。
実は存在の詩であるということを見つけたのは
同じく詩人である阪田寛夫さんだったそう。

自分の存在を肯定する詩、子どもたちの生きる力になる詩…まどさんの詩は、
読んでクスッと笑ったりなんかして、元気になるものばかりです。

そんなこんなで編者いわく、
タイトルはどうしても、「ぞうさん」にしたかったそうな。
表紙のぞうさんも「光って」ます!お楽しみに!

ぞうさん表紙72dpiWEB.jpg


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2018年、童話屋の書籍を扱う常備書店が増えました [報告]

2018年の瀬です。本年も弊社書籍をご愛読くださり、ありがとうございました。
本年は『宮沢賢治の心を読む4』『こどもあそびうた』を刊行し、
谷川俊太郎さんをお迎えするイベントなどでにぎやかな一年を過ごした童話屋。

また、本年秋より、丸善ジュンク堂書店の全国52店舗にて、
童話屋のラインナップを常に置いていただけるようになりました。
実際に手に取ってご覧いただける場所が増えました。どうぞお立ち寄り下さい!

中でも、かなりレアなものも含めて、
童話屋の詩文庫を多く常備していただいている店舗は以下のとおりです。
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【北海道】
MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店

【東京・首都圏】
ジュンク堂書店池袋本店
ジュンク堂書店吉祥寺店
MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店
丸善丸の内本店
丸善日本橋店
丸善ラゾーナ川崎店

【中部】
丸善名古屋本店

【関西】
MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店
ジュンク堂書店三宮店
ジュンク堂書店大阪本店
ジュンク堂書店難波店
丸善京都本店

【沖縄】
ジュンク堂書店那覇店
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谷川俊太郎ひらがな詩集『こどもあそびうた』6月28日発売 [新刊]

谷川俊太郎さんの新刊『こどもあそびうた』ついに2018年6月28日・全国発売!
楽しい夏のおともにいかがですか~?

発売に先駆けて先週16日に、ジュンク堂書店池袋本店で刊行記念トークを実施、
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
出演者は、谷川さん・編集者の山田さん・童話屋の田中の3人(写真)。

IMG_1663調整.jpg

本書収録のことばあそびの詩には、
どんな読者もつい声に出して読みたくなる魅力があります。

「シャワーのように」谷川さんには詩の朗読をたくさんお願いしちゃいましたが、
司会の田中が、谷川さんと一緒に唱和してしまう場面も(笑)。

それから、ひらがな詩というのは、読者それぞれのちがった解釈を生むんですね~
谷川さんが込めた意図を伺って、参加者一同驚く!など
作者と直接お会いする機会の楽しさをあらためて実感しました。
6月30日@教文館ナルニア国の第2回はおかげさまで満員御礼です、
ご参加のみなさま、当日お待ちしております☆

IMG_1683調整.jpg

それから、通称「かっぱTシャツ」♪ 谷川さんと田中が着て立つと、このとおり♪
シンプルな白黒2色展開で、M・S・キッズサイズをこのたび製作しました!!
谷川さんの直筆プリントで、ご本人がとくに気に入られているデザインの復刻です。
本書ご購入いただいた方100名様プレゼント・企画の詳細は、
書籍オビをご参照ください。

で、プレゼント当選まで待てなくって、この夏に愛用くださる方は、
7月より童話屋Web他にてご購入いただけます。ジュンク池袋では絶賛・先行販売中!
教文館ナルニア国でも販売を開始します。よろしく☆


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