空

最近、よく立ち止まって空をじーっと見あげるようになりました。
通勤途中に、お昼休みに、休日にお洗濯物を干しながら…。
そうすると、当たり前のことではあるのですが、東京の狭い空でも見るたびにこんなに違うんだなあということを改めて実感します。
そして、ちゃんと空を見ることが全くといっていいほど無かったんだなあということにも気づきました。

なぜちょくちょく空を見るようになったかというと、
たぶん・・・というか、きっと、
絵本をつくっているところだからです。

久しぶりの書き下ろし絵本です。
文は『葉っぱのフレディ』の翻訳者、みらいななさん
絵は「こぶたはなこさん」シリーズの、いけずみひろこさん

タイトルは『くものがっこう』

着々と準備が進んでいます。
原稿が全て揃い、入稿したところです。


絵本に登場する、校長先生、教頭先生、うんぼく、うんなん、うんせい、うんとんの人形も作ってもらいました。
人形作家の村井満由美さん作です。
羊毛でつくってあります。さわると、ふっわふわでとても可愛いです。

周りも雲でいっぱい、頭の中も雲でいっぱい。
なので、外に出ても無意識に「今日の空は・・・？」と雲を見つめているんでしょうね。

空を見あげると、その時の様子によって、爽快な気分になったり、やる気がでたり、楽しくなったり、寂しくなったり、いろいろですが、ちょっぴり心に余裕が生まれる気がします。
みなさんも、時間のあるときにちょっと足をとめて見あげてみてください。

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